救急車の中で結婚を決めた私の話。
「こういう状況にならないと、決めないんだね」と人生に言われた気がした
計画して動いたことより、半ば流されて決めたことのほうが、後から「あれが転機だった」と思えることが多い。
私の場合、少なくともそうだった。
石橋を叩いて、叩き壊しそうだった結婚の決め方
普段は、勢いだけで動くタイプじゃない。 どちらかといえば、ちゃんと考えるタイプ。
直感もけっこう採用するけど、 大事なことほど、あれこれ検討して、 気づいたら時間だけが過ぎていたりする。
だから結婚の時も、かなり迷いに迷いまくった。その時の年齢も年齢だったし(当時41歳)。 失敗したくないという気持ちが強すぎて、石橋を叩き壊しそうなくらい(笑)
救急車を待ちながら、結婚を決めた私
そんなある時、人生でそう何度もないような出来事が起きた。
彼(のちの夫)が運転してる車に、一旦停止に気づかなかった車が減速なしで横から激突。
ものすごい衝撃でぶつけられた私達の車は一瞬、宙に浮き、休耕田に頭から突き刺さった。
奇跡的に大きなケガもなく、ガラスも割れておらず(車は廃車)。普通なら「うわっ、大変!」な場面のはずなのに、 私はその最中、なぜか妙に冷静だった。
「まあ、この人と結婚しても命までは取られないだろう」
救急車を待ちながら、そんなことを考えていた。 そしてそのまま、救急車の中で結婚を決意した(事故から1ケ月半の間に引っ越して、入籍した)
今思うと笑えるけど、あの瞬間、 「こういう状況にならないと決めないんだね」って、 人生にツッコまれた気がした。
50代になって気づいた、「流れ」との付き合い方
あれから何年も経って、思うことがある。
仕事でも、プライベートでも、 大きな転換点はたいてい「自分で決めた」というより、 「気づいたらそうなっていた」ものがほとんど。
自分で全部コントロールしようとしていた時期もあったけれど、そうじゃない動き方のほうが、振り返ると「あの時が分岐点だったな」と思えることが多い。
人生に「そろそろ動かすよ」と押されて、 初めて浮かびあがる自分の選択があるなと。
計画通りじゃない動き方が、自分らしい歩き方かもしれない
流れに動かされることが、怖かった時期もあった。
でも50代になった今は、 その「押され方」が、案外私のことをよくわかってるな、と感じるように(誰が押しとるんじゃ~笑)
あの救急車の中で、妙に冷静な自分に気づいた時から、 少しずつ変わってきた気がする。
動かされる前に自分から動きたい気持ちは、今もある。でも石橋を叩き壊しそうになるのが私なので(笑)、 たぶんこの慎重さは、変わらないんだろうけど。
お読みいただきありがとうございます。
「今あるもので」動ける自分になるヒントをお届けします。

救急車の中で・・・!もう決めちゃいなよ!と言われた感じですね。
たしかに、人生コントロールできることの方が少ない気がしますね・・・。私も石橋叩き続けるタイプですが、たまにはしなやかに流れに乗ってみるのもいいなあと、最近は思ったりします。
さくらぎさん
自分も重大な転機は「自分からこうしよう」じゃなく、「そうせざるをえなかった」パターンのほうが多いです( ˙-˙ )スン…